先日のこと。それはまるでマンガの主人公でした。
日帰りで、夫の実家である群馬高崎に家族3人で帰省したんです。
行きの高速道路でもうおかしかった・・・くるま
左のタイヤの方でカララン!って音が2回して・・・
そこから急にクーラーが効かなくなった
夫の実家に到着して調べると・・・なんとなくタイヤのところにオイルが少し漏れてた。
それでもそれ以上漏れてる様子がなかったので
夜9時ごろ帰路出発
夫に「時速80キロまでで高速道路を走るように」と指示を受けて走っていた・・・私が運転。
80キロをちょっとオーバーしたらエンジンランプが赤く点灯したんだ!
それで慌てて「80キロ」をキープすると、ランプが消えた!
メ−ターと道路と入ってくる車、追い越す車を見ながら、必死で80キロをコントロールして運転した。
それでも入間あたりで、また点灯の危険信号
今度はランプが消えない
私はパニック!
夫は隣で「だいじょうぶだから!」と大声を出すだけ!
娘は後方座席で、つとめて冷静。。。
「なんか暑い!・・・匂いがする!」と必要な情報を発言する。
私はただただパニック!!!(3人の性格がよく出てました

)
「うわぁ〜〜〜なんか運転席が異様に熱いよ!くさいよ〜!煙じゃないかな?」と言いながらひたすら運転!
(あとで思うと私の妄想なんですけどね)
夫はひたすら「だいじょうぶ!だいじょうぶだから!」と怒鳴るだけ。。。
なにが大丈夫なんだろう???わけわからないままパニック運転。
「あ

あのさ!・・・状況を聞いといていいかな?・・・
爆発する・・・とかはないの?燃えちゃったりしない?!」
(そんな事態を聞いといてどう覚悟決めようというのだろう?私は・・・)
夫「それは、ありえない!」キッパリ!
そのうちスピードが落ちてきて、音がし出した
からからからからからからからから・・・・
私「うわぁ〜〜!!音!音がしてるよ!なに!?なんなのっ!?」
夫「車の音じゃないよ!外の音だ!」
娘「車の音だよ。」
がらがらがらがらがらがらがらがら・・・・・・・・・・
スピードを80キロに無理やりあげると、音が消える。。。
必死でアクセルを踏むが、感覚がなくなってきて・・・
どんどんスピードが落ちて、80⇒60⇒50⇒40????
すると音ももっと大きくなる!?
ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガ!ガッ!・・・・
私「ぎゃわわわわわ〜〜〜〜〜スピードがぁ!あがらないいいいい!」
もう私はパニックしすぎて、アクセルを踏む感覚と、スピードの遅れが合わなくなることに、なにがなんだかよくわからなくなってきたのだった!
しかも高速道路上だし〜!
でも青梅はもうすぐなんだ!
夫「ディクシャだ!ディクシャ!がんばれ!」
私「ディクシャだ〜!むむむむ〜〜〜〜!
愛してるありがとうごめんなさいゆるしてください〜〜〜〜!
絶好調〜〜〜〜!」と
ひたすらポノポノのクリーニング言葉やら
斎藤一人の天国言葉やら、まぜこぜに!大パニック
とにかくこんな夜遅くに、高速道路・・・途中で降りたくない
とにかく青梅までたどりつきたいいいいいいい!!!!
の一心で、ひたすらアクセルを踏むと反応が戻ってきて、ぐんぐんスピードがまたなんとか持ちこたえるが
赤い点灯ランプはすでに3つに増えて点いている!
よし!青梅まであと少しだ!ディクシャー!がんばれー!

キャリとトラ蔵(キャリの前に飼っていてすでに亡くなったネコ)が登場して、とくにキャリコは「となりのトトロ」のネコバス状態
にゃんにゃん言いながら笑いながら高速道路を一緒にすっごい勢いで走ってくれてる!?
「おねがい〜!キャリ〜!力を貸して〜!」
「まかしときにゃあ〜〜〜!」という感じ(?)
がらがらがらがら言わせながら、3つも赤ランプついたまま、青梅インターの料金所にすべりこんだ、その途端・・・
ストップ・・・もうそれ以上、車は動かない。。。。
夫が脇の道まで押して・・・
ボンネットを開けると・・・煙がシューシューシューシューいつまでもまいあがる。。。
冷却水?がぐつぐつぐつぐついつまでも沸騰していておさまらない。
このまま爆発するんじゃないの?
さっちゃん!車を降りて!と心の中で思うが、さちは疲れたのか
車の中にいたまま・・・。
(あとで夫は、さち度胸が据わってる・・・、と感心していたが)
料金所の人に事情を説明して、一晩そこへ置かせてもらうことにした。
私の実家が近かったので、母に車で迎えに来てもらった。
母はテレビで「お酒を飲んで顔がすぐ赤くなる人は大腸がんになりやすい」という特集を見て以来、ここのところ習慣にしていた夜のお酒をやめている。
だからゆうべも暑いのにビール飲まずにいてくれたから
私たちを迎えに来れたんだ!・・・なんてラッキーだったんだろう!
お米も30キロ積んでたから!
玉ねぎじゃがいもの野菜類やスイカ丸ごと一個も運び出すことができた。
キャリバスの「行き先」は
「大門自宅」から「青梅インター料金所」にガチャンガチャンと変わったんだね。
とあとで夫が冗談を言っていた。
妙にそれはリアリティがあって、笑えた。
なんとか高速道路を下りるところまでは帰ってこれた
こういうの・・・不幸中の幸いというの?
私には最悪の事態の、最高状況と思えるくらい幸運に思えたんだ。
今朝いつもお世話になってるくるまやさんに運んでもらった。
状況を伝えると
「そのような場合・・・高速道路のまん中で急速にスピードが落ちて
止まってしまう、ということもあるんです。」
「(廃車の)覚悟してください」と言われた・・・。
キャリも元気で、長年連れ添った車、軽の「ワゴンRくん」も同じく突然の心臓発作。
どちらも同じ年数くらいだから・・・なんとも不思議です。
この夏、私の失ったものは・・・・今までの人生でもおおきいかもしれない。
でも不思議なことにずいぶん心は軽く清々しい想いでさえいます。
なんでだろ?
生きた心地のしない、高速道路での運転。。。
でも生きて帰ってこれた・・・有り難いです〜
今思い出しても、あまり思い出せない部分もあるけれど
その場にいるときから、おかしなマンガを見ているようでした。
パニックなんだけどそんな自分がおかしすぎて・・・笑える。
トラ&キャリコバスがよくがんばってくれました。
ありがとう。可愛かったです。だから笑ってられたと思います。
いえ・・・実際の自分はパニック運転でぎゃあぎゃあ騒いでるというか・・・
いえ・・・もう一人の自分はキャリコバスと一緒になって笑ってるというか・・・
うまく説明出来ないけど、そんな感じです。
夫はバイクのトラブルでしょっちゅうこんな経験はあるらしく
「ディクシャのおかげで、なんだか楽しめたよ」と言ってましたが。。。
へえええ〜?!
娘のさっちゃんが、さいご荷物を運び出す時
30キロのお米をかつごうとしてくれたから
「それもオレ感心したよ〜」と、のんきに言ってました。。。
あーそう・・・・。ふう〜ん。。。
娘もあとで
「え?30キロ?・・・ぜんぜんへいき〜」とニコニコしてたし
やっぱりパパの力持ち体質なのね、、、さっちゃんって。
チキチキバンバンな家族です。。。なんだか、とっても。